眞田岳彦ディレクション 連続セミナー[生命をつつむ未来繊維]

公益財団法人 せたがや文化財団 世田谷文化生活情報センター生活工房主催 眞田岳彦ディレクション 連続セミナー[生命をつつむ未来繊維] 5つの領域から繊維の研究者や企業内開発者など先端の現場に立つ講師を招き、先端繊維をレチャー。眞田岳彦が先端繊維を使用する作品を制作し、専門家と共に繊維の「今」と「可能性」を見つめながら、生活の未来を考える。 料金:各回大人1000円、学生800円(税込み) 会場:世田谷文化生活情報センター 生活工房5F セミナールーム 定員:各回先着50 名、各回随時受け付け中 <連続5回セミナー> 2011.5.28(土) 第1回 衣 Fashion 身体化するファイバー 2011.7.23(土) 第2回 医療  Medical 再生する皮膚と心の布 2011.10.1(土) 第3回 食 Food   生命をつなぐ繊維 2012.1.28(土) 第4回 移動 Transport 人が移動するためのファイバー 2012.2.18(土) 第5回 住   Architecture 人と空間を包む繊維 http://www.setagaya-ldc.net/modules/events/event_detail.php?id=334

ジョシビヤーンコットンプロジェクト

本企画は、眞田岳彦教授の指導のもとにファッション造形学科造形クラスが行うプロジェクトです。北里研究所病院の協力を得て、女性のがん患者や疾病者の方へのテキスタイル・デザインによる心のケアという、新しいとデザイン領域の開発を試みます。抗がん剤治療に苦しむ方には「コットン・スカーフ」として、やさしい綿布を季節の花で染め、自分たちが栽培、収穫したワタで糸を紡ぎ、心をこめて刺繍を行い制作します。 ワタを育てることで、知った生命の大切さ、愛おしさ、そして育む大切さを「コットン・スカーフ」に託して人や社会に手渡していく活動です。 がん専門看護師のセミナー、学生自身による調査、そして、物を作る際に重要となる色彩や繊維の感触、または、使用に際しての具体的な用途の検討や女性の心理状況など多方面での学びを通して、テキスタイルが病んだ身体と心を緩和することを目的としてからテキスタイル・ケアという、新領域の開発と、その人材育成を目的にしています。 街路ミュージアム銀座2011 Flower × Cotton 「こっとん・リボン」 赤ちゃんへそして女性たちへ 銀座西並木通り会 + 女子美術学科ファッション造形 銀座西並木通りのフラワーストリートと女子美術大学のジョシビヤーンヤーンコットンプロジェクト、二つオコラボレーションから生まれたデザインプロジェクトです。参加者による約120枚の「こっとんリボン」のフラッグが街灯を飾り、街灯のまわりを綿の青葉が彩ります。プロジェクトのテーマは「生命をつなぐ」です。春の銀座西並木通りから生命の輝きを発信します。    

『カウチンセータープロジェクト 神話につなぐ羊毛』

「いのちの大切さを知り、豊かに生きる」を目標にしたプロジェクト。青森県にある北里大学獣医学部より提供された羊毛(ウール)をを紡ぎ、編み、織り、フェルトにするなどして作品を制作し、発表を行います。 “神話をつなぐ羊毛”が今回のテーマです。学生は、神話によりつながってきた「人が 生きるために大切な智慧」を探るため、日本の神話をはじめ、世界の神話を調査し、 それぞれが現代に必要となる智慧を導き出し、作品のためのコンセプトを構成しました。 学生たちが制作した作品を、一つの大きな作品へとつなぎ合わせ、地図をイメージする形態へと展開させます。この作品は、2009年-2010年にカナダ大使館で行われた『カウチンセ―タ―プロジェク ト×眞田岳彦展』の「神話をつなぐ羊毛」のコーナーに出品しました。