教育GP「糸が結ぶセルビアと日本」

参加学生数 9名 (ファッション造形3年4名 工芸3年3名 デザイン3年1名 洋画1年1名) ・主旨 目的…人々がそれぞれの環境によってどのような文化や生活を営んでいるのか、 国際的貢とは何か、また自分が出来る活動は何か、美大で学ぶ学生だからこそ出来ること (絵画・染織・編・刺繍・デザイン・・・)世界共通の表現について考察し、発見へとつなげるとともに国際的視野を広め行動するきっかけをつかむ。 ・活動内容…美大生だからこそできること、アート&クリエイティブな感性と、刺繍や編み物などおばあさんたちの伝統的技術を活かした協働制作やワークショップなどNPO法人ACCの協力のもと伝統文化やアートを通した交流を行っている。協働制作作品の展示発表・販売など、学生達の熱心な取り組みは、おばあさんたちの心の張りを取り戻し生きる喜びへとつながり、国際的視野を広め、人と人、心と心のつながりの大切さを感じるとともに、積極的に行動する力を養い、大きな力を蓄え成果を上げている。 ※協力 特定非営利活動法人 ACC(危機の子どもたち・希望)セルビア現地姉妹団体(Zdravo da ste) ファッション造形学科の3年生 4名も、ACCにおける旧ユーゴスラビアの勉強会やセルビアのスタディツアーへの参加など、セルビアについての理解・ボランティアについて考えることから始め、ワークショップへの参加など、とても熱心に活動している。作品提案デザイン画・サンプル制作も染織・編など授業での経験を活かし、工夫、試しながら積極的に行い、難民のおばあさん達との協働制作を通した心と心の交流に、温かい手ごたえを感じている。女子美祭、JAMロビーの展示発表、作品販売、ACC代表の講演会などで活動内容を広く紹介、他学科の学生達との信頼関係も強く役割分担もしっかり行いまとめ上げた経験は、日常生活に対する新たな気づきや、国際的視野を広めるきっかけになっている。