¥n
衣服の役割は身体を包み、纏うものである。着用されないときには、たたまれ、収納されるが、このとき衣服はなにも意味を持たない存在になる。そんな時の衣服の存在を有意義なものにしたいと思う。たたんで収納したときに着る衣服とは違う役割を持つことを考えた。新しい衣服の存在意味を生み出すことができる衣服である。
ターゲットを母子とし、衣服を収めると立体絵本となる。この絵本は子供の知育発達の玩具としての機能を持ち、子供の健全な成長に必要となる精神的な結び付き(アタッチメント)の形成に役立つことを目標とする。