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浅井夏絵さんにミラノでの暮らしを紹介していただきます。
皆さま、初めまして。
2019年度 第13回ミラノ賞をいただきました浅井夏絵と申します。
9月中旬にミラノへ到着し、10月からはブレラ美術学院での学校生活が始まりました。
これから半年、ミラノnoteを担当させていただくことになりましたので
ミラノでの生活、デザイン・アート情報などを発信していけたらと思います。
半年間どうぞよろしくお願いします。
まずは私自身のことを少し紹介させていただきます。
2013年にファッションテキスタイル表現領域の前身であるファッション造形学科を卒業し、
出国するまではバックの卸企画の会社でバックデザイナーをしていました。
#tideway
会社のサポートもあり、ミラノ滞在中の現在もデザイン業務をリモートワークで続けさせていただいています。
ミラノ賞を応募したのは、
日本でバックデザイナーとしての経験を積んだ先の自由さと楽しさがあるのと同時に、
日本の市場に向けて作るプロにはなれても、自分のデザインの幅が狭まっていっているなと危機感を抱いたからです。
バックや革の本場でファッションの勉強をし直すこと、
もう一度原点に戻り、自由な発想で学生たちと勉強することで、
デザインをすることの土台を練り直したいと思ってここへ来ました。
実際にイタリアの教授や生徒との授業の中で日々新しい気付きがあります。
次回の記事ではそんな学校生活について書きたいと思います。
海外でファッションの勉強をすることは夢だったので
美しい建物に囲まれて本当に夢のような時間です。
もう一度勉強をする機会をいただき、学生生活ができることを本当に贅沢に感じています!
基金を設け、学びの機会を与えてくださった大村智 博士夫妻はもちろん、
ミラノ賞の準備にご尽力いただいた各先生方、学生支援センター・教育支援センターの担当者様、ミラノに住む卒業生の皆様、、
みなさんのおかげでこの時間が過ごせています。
本当に本当に、感謝の気持ちでいっぱいです。
この場をお借りして、御礼を申し上げます。本当にありがとうございます。
この時間が有意義なものになるよう行動し、日本に厚い経験を持ち帰りたいと思います。
Natsue Asai