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“私”は座ることから始まる
私は、曹洞宗 太幸寺に生まれた。
道元は、釈迦の座禅を真似し、心も体も抜け落ちた状態に悟りがあると説いた。
私は座禅をとおして、”兄の真似をしていた私”を見つけた。
兄の真似をすることで、形や行動を似せて成長してきた。
しかし、心は不確かなままであることに気付いた。
そして、再び座ることを繰り返し自分自身を振り返ることから、
今、確かな形が浮かび上がる。
素材:不織布