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人は…誰でも心に幻の世界を持っている。 ある扉を開けてしまえば… そこは、 浮 か ぶ の せ か い だった。 そのせかいを独り、覗く。 そこには、硬い空機のようなものを纏う、住人らしきモノがいた。 らしきだ…。 浮遊しているのではない。 規則正しく浮かんでいる。 空機を孕み空機を育むせかいの不思議に迫ろう。