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あったかい気持ちになれるテキスタイルで展開する
日常に溶け込む防災グッズの展示・販売。
会期 2011年5月4日(水)~5月9日(月)※会期は終了しました。
会場 gallery re:tail別館 百想(吉祥寺)http://thetail.jp/archives/6268
女子美術大学ファッション造形学科四年
橋本亞里須
千葉由佳
大須賀百々香
石川はるか
斎藤倫音
3月11日に東日本大震災が起こりました。わたしたちの住むこの日本で悲しい思いをされている方が沢山いらっしゃる今、わたしたちが女子美で学んでいるファッションテキスタイルを使って何か力になれることはないだろうかと皆で考えました。そして、何度か試作を繰り返し、防災のための様々な機能を持ったファッションファブリックを制作・展示することにしました。
バッグ、ストール、マット、キーホルダー、半纏
救難用ホイッスルや、ペンライト、普段持ち歩く最小限の食糧(飴、ビスケット等)が入る隠しポケットが付いているなど、防災の機能が普段の生活に溶け込むようデザインしました。
ギャラリーには6日間で200人の方が来てくださり、売上金58100円は全額、日本赤十字社を通して被災地へ寄付されました。
本当にありがとうございました。
【出品者の感想】
展示をしたのは初めてだったのですが、いつも大学の制作で誰かのためになるものを作りなさいと教えられてきて、今までそれは想像だったけど、実際に買ってくださった方に会えた事で、自分がパワーを頂いたなと思いました。またそれが、微力ながら被災地の方の応援につながった事が嬉しかったです。
橋本亞里須
震災直後、私達だから出来ることがあると考え、この展示・販売の企画をたてました。
制作日数も一ヶ月ほどしかなく、初めての展示・販売ということで不安も沢山ありました。
6日間で約200人もの人に見てもらえた事は本当に嬉しくて、ふらっと立ち寄って下さった方々が自分の作ったものを購入してくれた時の感動は衝撃的でした。
義援金となった収益金には沢山の熱い想いが詰まっているんだなぁと実感しています。
大好きなcare meメンバーと素敵な時間を一緒にすごせたお客様に感謝の気持ちでいっぱいです。
千葉由佳
被災者の方達へ
私は何も出来ないと思っていました。この展示を通して自分がデザインしたものを買ってくれる人がいて、そのお金が被災者の方たちへの義援金となり、微力ですが何かの役に立てたらと思います。
自信があったわけではないのですが、買ってくれる人がいて、すごく嬉しく、もっともっと人のために素敵なデザインを考えたいと思いました。デザインは無限にあるから、たくさんの事を見て学び自分の感性を磨きたいです。
自分の次に繋がる展示になったと思います。
大須賀百々香
この展示会でデザインを通して防災を様々な角度から考える事が出来ました。
防災グッズをかわいいと言ってもらえた事がとても嬉しかったです。
これからも、デザインを通した防災グッズを考え、もっと学んでいきたいと思います。
被災地の復興が一日でも早く叶うように応援しています。
石川はるか
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