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平成24年度パリ賞受賞の井上織衣さんにパリでの暮らしを紹介していただきます。
クリスマスはイルミネーションで街中が輝きだすパリの夜。
今回はショーウィンドウとイルミネーション特集です。
絵画と組み合わされた、エルメスのディスプレイ。
光沢のある生地や装飾的な額縁から、上品な雰囲気が漂います。
ギャラリー・ラファイエット。
この全体を覆う細長いライトが7色に変化します。
そして、プランタン。
プランタンの今年のショーウィンドウを飾ったのは、ルイ・ヴィトン。
からくり人形が動き続け、ダチョウもゆっくりとまわっております。
くまは腕が上下に動き、こどもたちも釘付けに。
ディスプレイに見入る恋人たち。
そして家族。
こちらの静かな通りにもイルミネーション。
バス停にある広告は、ランコムの香水。
クリスマスにいたるところで見られるMarchés de Noël(マルシェ・ド・ノエル)。
日本でいう屋台といったところでしょうか。
クレープやチュロス、ホットワインなどの飲食物のほかに、
ハーブやスカーフなどなど、たくさんの商品が売られております。
こちらはめずらしいホットビール。
味はというと.. ご想像どおり、今ひとつ :^)
人形売りのおじさんとおばさん。どこにいるかわかります?
クリスマスは日本でいうお正月に近いもので、人々は家族と過ごします。
24日の0時頃にはノートルダム大聖堂でミサが行われておりました。
たくさんの人々で溢れ、大聖堂の外にも賛美歌が聴こえてくる、
そんなクリスマスでした。
井上 織衣
Orie Inoue
2008年女子美術大学大学院修了。ファッション造形学科専任助手を務めた後、インスタレーション・イラスト・アニメーションなどの様々な媒体を通したアーティスト活動を行う。
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