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平成24年度パリ賞受賞の井上織衣さんにパリでの暮らしを紹介していただきます。
スイスは北西部、バーゼルで毎年開催されております
世界最大の現代アートフェア、Art Basel (アートバーゼル)
を見に行ってまいりました。
ミラノからアーティストの方と車で5時間。
ミラノ賞の夕加ちゃんも一緒に、何ともたのしい旅となりました。
大規模のため、すべてを見尽すことはできませんでしたが
その中のほんのすこしをご紹介。
Rachel Whiteread Yellow, Yellow, 2007-2008
Plaster, pigment, resin, wood and metal (thirteen units, one shelf)
トイレットペーパーのような彫刻。
Christoph Weber not yet titled, 2012
Beton, 2-teiling
すっかり気がゆるんでしまいました。
Anish Kappoor Untitled, 2012
Stainless steel and gold
インド出身の彼の作品には、なぜかいつもどきどきさせられます。
Evan Penny Self, 2012
Silicone, pigment, hair
デジタルなのかアナログなのか。まばたきしそうです。
Design Miamiでの作品。
アートとデザインの狭間で複雑な気持ちになりました。
街中にも点在する作品。
こちらはスイス人アーティストの作品。
というのは偽りで、街中のものが作品に見えた瞬間をおさめたのでした。
( ※上の写真も作品ではありません、ごめんなさいね )
スイスの街並み。パリの建物とは大変異なります。
色使いのなんとも独特なこと。
屋根や窓がおもちゃのようです。
夜8時、夕暮れ。スイスの1日はあっという間。
出会いもあり、今後の制作にどのようにつながってゆくのか
わたし自身も予測不可能で、この先とてもたのしみです。
井上 織衣
Orie Inoue
2008年女子美術大学大学院修了。ファッション造形学科専任助手を務めた後、インスタレーション・イラスト・アニメーションなどの様々な媒体を通したアーティスト活動を行う。
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